一般社団法人 ほっかいどう発達症応援ラボ
代表理事
Ikuko Nakano
「自分らしさを見つけること」
「自分らしさを大切にすること」
これはいつも相手を尊重することと隣り合わせです。
そしてこのことは、ひとりひとりの違いに
敬意を払うことと同じです。
わたしたちはこれを”多様性”という言葉に置き換えて、
大事にしたいと思っています。
ほっかいどう発達症応援ラボは発達症の特性が
存分に発揮された作品を通じて
私たちが住む社会がもっと多様に多彩になっていくように
頑張ることを使命としています。
発達症のある方々のこだわりや精密さ、
オリジナリティの高さを発信(ブランド化)し、
交流の場を通じて、社会的な課題解決に貢献する。
社名 | 一般社団法人 ほっかいどう発達症応援ラボ |
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代表者 | 中野 育子 |
所在地 | 〒064-0821 北海道札幌市中央区北1条西24丁目2−26 |
TEL | 011-596-8726 |
FAX | 011-596-8727 |
設立 | 2019年2月1日 |
従業員数 | 4人 |
事業内容 | 匠微 ・TakuBiブランドサイト【作品ネット販売・作家紹介】 ・TakuBiショップ【作品展示販売】 ・TakuBiカレッジ【ものづくり体験会・発達症作家育成講座】 ・TakuBiフェス【作品募集・表彰・展示】 ・発達症ライフスタイル相談、業務課題改善サポート【企業・事業所向け】 |
外部リンク | 【関連組織・施設】 医療法人社団 花水木 児童精神科・精神科 札幌こころの診療所 多機能型事業所 イーストサイド 児童発達支援事業所 りとるらびっと 児童養護施設 興正学園 興正こども家庭支援センター 匠微のお店 しょっぷ&かふぇ 【その他】 社会福祉法人さっぽろひかり福祉会 ・バン工房ひかり ・大福屋ひかり ・光ファクトリー ・相談室あさかげ ・あさかげ生活支援センター 障がい者就労サポートセンターぱすとらる |
[現職]
医療法人社団花水木 代表理事
札幌こころの診療所 院長
[自己紹介]
仕事上での発達症のある人々との出会いは、もう20年前のことになります。精神科医になって2年目、市立札幌病院静療院(札幌市子ども発達支援総合センター)に勤めていたときです。その後、札幌市精神保健福祉センターに移り「ひきこもり」の相談を受けることになりました。
「ひきこもり」にある人達の中に、未診断の発達症のある人々が多くおられました。当事者グループや当事者勉強会を開き、そこでどんなに分厚い本にも書かれていない生の声を毎日お聴きし、それが得難い勉強になりました。「大人の発達障害」という言葉もなかった頃のことです。この経験が、今の私の臨床の土台になっています。
センターでの8年間に発達障害児者体制整備事業の立ち上げや「職場で使える虎の巻」の製作、カラフルブレインフェスティバルの立ち上げに携わりました。
その後、精神科病院の勤務医、児童養護施設の嘱託医、若者総合支援センターの非常勤医を経て、2011年の春に「札幌こころの診療所」を開設。多機能型事業所「イーストサイド」児童発達支援事業所「りとるらびっと」を始めて5年目になりました。
そして2019年、匠微プロジェクトがスタートします。
メッセージ
インターネットや携帯電話、
コンビニや量販店などが、
なくてはならなくなった私たちの生活。
安くて便利ですぐ手に入る物たちは、
私たちの生活を快適にしてくれます。
その一方で、丁寧に作りこまれた品々の
美しさにも私たちは惹かれます。
手織り、手染め、手描きなどの手作りの物に
私たちはいつも魅せられるのです。
黙々と手仕事に没頭する人々の姿と、
一つ一つに込められた
気の遠くなるような時間を思い、
その贅沢さにため息が出てしまいます。
「匠微」の「匠」には、
完璧を目指す職人気質を備えている
人々という意味を
「微」には、細かい微小なところまで
拘るという意味を込めました。
過去から現在、未来へとつながる匠の技、
その担い手たちの一翼に、
私たちの匠微作家がいます。
日本に古くからある工芸品や美術品の中に、
あるいは生活用品に連綿と流れてきた
大切なものを、
私たち「匠微」も受け継ぎ、展開し、
そして、次世代に
引き継いでいきたいと思っています。